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シリアからイランにいたる道

転載元:虚構と神話の時代


松元@パレスチナ連帯・札幌

シリアからイランにいたるきな臭い報道が続いています。遠くはベトナム戦争、9・11に続くアフガニスタンそしてイラクへの侵略戦争の直前にも、かならず一方的に「悪者扱いする」虚構の報道が備えていました。イスラエルのガザ攻撃でイスラエルの戦闘機や無人機からの無差別爆撃がないかのように、一方的にハマースの手製ロケット攻撃ばかりが映し出されるように。シリアは「人道危機」でも「内戦」でもありません。

ジェイムズ・ペトラスが「血塗られたダマスカスへの道:主権国家を襲うトリプル同盟の戦争」という論考で米国とNATOが画策する「シリアからイランにいたる道」を明快に暴いていますので、拙訳(仮訳)ですが紹介いたします。

童子丸開さんも再三「虚構と神話の時代」に生きていると警告を発していますが、ユーラシアに広がる欧米の世界支配戦略、対イスラム世界に対する侵略戦争の虚構と原発(核)問題の虚構とは、深層でつながっているようです。

ジェームズ・ペトラスはニューヨーク州立ビンガムトン大学社会学名誉教授。シオニズム批判、ネオリベラル批判の論考多数。

●出典:Intifada Palestine(2012年3月16日)


======転送・転載は自由です=====

■血塗られたダマスカスへの道:主権国家を襲うトリプル同盟の戦争

ジェイムズ・ペトラス
2012年3月16日

欧米と湾岸国の政治家、およびマスメディアによって「抵抗する平和的シリア市民を殺害する不正義」と表現された暴力は、機関銃を振り回し道端に爆弾を仕掛ける(手引きされた)武装集団が近隣の村々、町々を暴力的に制圧しているという証言報告を隠蔽するために皮肉な形で計画的に作られたものである。

シリアに対する激しい襲撃は、外国の資金、武器、および訓練によって支援されている。しかしながら、国内支援が不足しているため、成功させるには直接の外国軍軍事介入が必要となるであろう。こうした理由から、正統なシリア政府を悪魔化するという大掛かりなプロパガンダと外交キャンペーンが演じられてきた。その目標は、中東における傀儡政権の押し付けと西側帝国支配の強化である。短期的には、イスラエルおよび米国による軍事攻撃に備えてイランの孤立化を進め、長期的には、中国およびロシアと親密な他の無宗派の世俗的な(非神政)政権を除去することになるだろう。

イラクおよびリビアの世俗(非神政)政権を首尾よく崩壊させた後、西側、イスラエルおよび資金提供されて権力掌握した湾岸国を後ろ盾に、世界的支援体制動員のためにかなりのプロパガンダ策略が、国家主権に対する新たなむき出しの暴力を正当化するために利用されてきた。


●大状況:連続的な攻撃

シリアの独立したアサド政権に対する最近の西側キャンペーンは、北アフリカからペルシャ湾に及ぶ民主化運動と独立政権に対する一連の攻撃の一部である。ムバラク独裁政権を転覆させたエジプトの民主化運動に対する帝国的軍国主義者の反応は、1万人を超える民主主義擁護の抗議者を投獄、拷問、暗殺する殺害キャンペーンと軍事政権の権力奪取を支援することであった。

アラブ世界の類似した大多数の民主化運動に直面して、西側諸国を後ろ盾にする湾岸の独裁的な支配者たちは、バーレーン、イエメンおよびサウジアラビアでそれぞれの暴動を弾圧した。リビアの世俗(非神政)政権に対して展開された襲撃は、NATO軍が外国人傭兵部隊の支援で大量の空爆および海からの爆撃を行ったものであり、そうしてリビアの経済と市民社会を破壊した。ギャング傭兵部隊を解き放って、リビアの都市生活を野蛮なものにし田舎を荒廃させた。

NATO軍はカダフィ大佐の世俗(非神政)政権を抹殺し、同時に傭兵たちに彼を殺させ腕を切らせた。NATO軍関係者は、何万ものカダフィ支援者と政府職員を抹殺し投獄し拷問し傷害を与えていたことのすべてを見守っていた。カダフィの寛容な社会プログラムから利益を得ていたサハラ以南アフリカの移民労働者グループと同様に、サハラ以南アフリカ系のリビア市民に対する血塗られたポグロム(集団殺戮)に乗り出した傀儡政権をNATOは支援した。リビアにおける破滅と支配の帝国政策は、シリアの「モデル」の役割を果たしている。すなわち、西側および湾岸諸国の傭兵に資金提供を受けて訓練されたムスリム原理主義者によって率いられる大衆暴動の状況を作り出すことである。


●ダマスカスからテヘランへの血塗られた道

米国務省の「ダマスカス経由テヘランへの道」によれば: NATOの戦略目標は、中東におけるイランの主要な同盟国を破壊すること: 湾岸専制主義者の君主政体のために、その目的は世俗的な共和制を配下の神政独裁政権に取って換えること: トルコ政府にとって、その目的はイスラム的資本主義のアンカラ・バージョンの指令に従順な政権を育成すること: アルカイダおよびサラフィ派とワッハーブ派が同盟した原理主義者にとって、世俗的(非神政)シリア人、およびアラウィ派とキリスト教徒を一掃した神政スンニー派政権は、イスラム世界において新たなプロジェクト・パワーの踏み台として仕えることになる: そしてイスラエルにとって血に染まり分裂したシリアは、その地域ヘゲモニーをさらに確実なものとするだろう。超シオニストの米国上院議員ジョセフ・リーバーマンが2001年9月11日の「アルカイダ」の攻撃直後に要求した次のことは予言的な先見性が相当にあったわけだ: その行為の実際の立案者が誰かを考える前に「まずわれわれは、イラン、イラク、そしてシリアを追跡しなければならない」。

武装した反シリア軍は政治的な見方にかんする多様な対立を反映しており、数十年間も複雑にな多民族のシリア社会を統治してきた独立した世俗的(非神政)な国家主義政権に対する共通の憎悪によって一体化しているにすぎない。シリアに対する戦争は、北アフリカからペルシャ湾に及ぶ西側軍国主義の勢力拡張のさらなる復活の第一の発射台であり、それは、シリア国民に成り代わって民主的・人道的かつ「文明化する」使命であるとNATOが宣言する系統的なプロパガンダ・キャンペーンによって強化されるものである。  


●ダマスカスへの道は嘘で敷きつめられている

シリアにおける武装戦士の主義主張についての政治的社会的構図の客観的分析は、暴動はこの国の一般民衆が民主主義を追求していることだといういかなる主張も拒否する。権威主義的な原理主義戦士たちが暴動の中核をなしている。これらの野蛮な暴徒に資金提供している湾岸諸国は、それら自身が絶対君主国である。リビアの一般民衆の上に残忍なギャング政権を押し付けた欧米は、「人道的介入」の要求などできた話ではない。

武装グループは町々に潜入し、政府軍に攻撃を浴びせる際の盾として住民の中心地を利用している。この過程で彼らは、軍事的な前哨基地に利用するために何千人もの市民を暴力的に家々、商店、職場から追放している。ホムスのババ・アムル地区の破壊は、政府を悪魔化する宣伝材料として市民を盾に利用している武装ギャングの典型的なケースである。   

これらの武装した傭兵は、シリア人全体に国民的信用をまったく得ていない。彼らの主要なプロパガンダ製造工場のひとつはロンドンの中心にある。NATO軍介入に味方し思わず感傷的になるような残忍な物語を作り出しては英国諜報機関と綿密に連絡して動いている、その名も「シリアの人権監視所」である。湾岸諸国の首長および王族たちはこれらの暴徒に資金援助しており、トルコは軍事基地を提供し、さらに国境線を越えて武器の流れといわゆる「自由シリア軍」の先導者たちの動きをコントロールしている。米国、フランスおよび英国は、武器、訓練、および外交的援護を提供している。リビア、イラク、およびアフガニスタンのアルカイダ戦士を含む国外のジハード原理主義者たちがこの紛争に入り込んだ。

これは「内戦」ではない。これは、無党派世俗(非神政)民族主義政権に対抗して、NATOの帝国主義者、湾岸国の専制君主、ムスリム原理主義者という邪悪なトリプル同盟を戦わせるひとつの国際紛争である。兵器、プロパガンダ機構、および傭兵戦士の外国起源は、紛争の「多国籍な」性格をもつ不吉な帝国主義の本性を明らかにしている。最終的には、このシリア国家に対する暴力的な蜂起は、シリアの経済と市民社会を破壊し、国家をバラバラに分断し、世俗(非宗教)政府の支持者と同様にアラウィ派と少数派キリスト教徒を根絶する宗派間戦争を引き起すという犠牲を払ってでも、イラン、ロシア、中国の同盟を転覆させるという、帝国主義者の系統的なキャンペーンを表している。

殺害と大量の難民流出は、血に飢えたシリア国家によって犯された不当な暴力の結果ではない。西側に支援された反乱軍は、政府庁舎を爆破し、輸送機関を妨害し、石油パイプラインを破壊し、武力によって地域を制圧した。攻撃の間、彼らは、教育、医療へのアクセス、治安、水、電気および交通を含むシリア国民にとって重大な基盤事業を遮断し混乱させた。このように(帝国の同盟国と国連当局はその責任をシリアの治安と軍隊に負わせているが)この「人道的惨事」なるものの責任の大部分は彼ら(反乱軍)が負っている。ワシントン、リヤド、テルアビブ、アンカラ、およびロンドンの国外依頼主の代理として武力対決が暴力を振るう一方で、シリア治安部隊は非神政(世俗)国家の国家独立を維持するため戦っている。


●結論

アサド政権の国民投票は、西側帝国主義者の脅迫およびテロリストのボイコット呼びかけをものともせず、先月シリアの何百万もの有権者を引き寄せた。これは明らかに、シリア人の大多数が交渉による和解の平和を望み傭兵による暴力を拒絶していることを示している。西側が支援する「シリア国民評議会」、およびトルコと湾岸諸国の武装「自由シリア軍」は、アサド政権が受諾したロシアおよび中国の開かれた対話と交渉の呼びかけを全面的に拒絶した。

NATOおよび湾岸国独裁政権はその代理人たちに、暴力的な「政権交代」という、すでにシリアの何千人もの死者を生み出した方針を追求することを押し付けている。米国およびヨーロッパの経済制裁は、深刻な欠乏が疲弊した住民を彼らの暴力的な代理人の腕の中に追いやるだろうと期待して、シリア経済を破壊するために計画されている。リビア・シナリオを再演しながら、NATOはシリアの経済、市民社会および世俗(非神政)国家を破壊することによって、シリアの国民を「解放」しようというのだ。

シリアにおける西側の軍事的勝利は、たんに増大する軍国主義の熱狂を助長するにすぎない。それは欧米、リヤド、イスラエルをけしかけて、レバノンで新たな内戦をひき起こすようにするだろう。シリアを破壊した後、ワシントン―EU―リヤド―テルアビブ枢軸は、はるかに血なまぐさいイランとの対決に移るだろう。

イラクの恐るべき破壊、引き続くリビアの戦後崩壊は、シリア人民に降りかかろうとしている恐ろしいひな型を示している: 生活水準の急激な崩壊、国家の分裂状態、民族浄化、宗派および原理主義ギャングの支配、そして生命と財産の全面的な危機である。

「左翼」と「進歩主義者」たちこそが、あのリビアに対する残虐な攻撃が「反政府民主派の革命的戦い」であると表明し、ついで黒人系リビア人に対する戦後の人種主義的暴力で血塗られた手を洗ってさっさと立ち去り、こんどはシリアに対して同じ軍事介入の要求を繰り返すのだ。マンハッタンやパリのカフェやオフィスからシリアの「人道的危機」に干渉するよう欧米に要求している、この同じ自由主義者、進歩主義者、社会主義者、およびマルクス主義者たちは、ダマスカス、アレッポ、他のシリアの町々が服従しNATOによって爆撃された後、勝利に浮かれた傭兵たちの血塗られたどんちゃん騒ぎの中ですべての関心を忘れ去ることだろう。
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まとめteみた.【シリアからイランにいたる道】

転載元:虚構と神話の時代松元@パレスチナ連帯・札幌シリアからイランにいたるきな臭い報道が続いています。遠くはベトナム戦争、9・11に続くアフガニスタンそしてイラクへの侵略戦...

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gayatori mantora

「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」の言葉を繰り返すホ・オポノポノが効果があることは広く知られていますが、人類が授かった最強のマントラといわれるガヤトリーマントラを繰り返し唱えることは計り知れない効果があることはあまり知られていないようです。

はっち


オーム
(宇宙のはじまりのめでたき音)

ブール ブワッ スワハー
物質的な世界、心の世界、天界。〔そのすべてに満ちている〕

タット サヴィトゥール ワレーニャム
至高の「あの存在」のみなもとをたたえます。

バルゴー デーヴァッシャ ディーマヒー
精神の光を、「あの存在」の聖なる真理を、深く瞑想いたします。

ディヨー ヨーナッ プラチョーダヤートゥ
知性によって、われらに光があたえられ、絶対の真理をさとることができますように。

(正しくものを見る目が開かれますように。神さまどうかお導きください)
【転載元】


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 【アージュナー・チャート】
※二度と作れない貴重品らしいです!



 【中西征子さんが描かれた至高四柱】       
左上:サラスヴァティー女神
右上:ガヤトリー女神
左下:サーヴィトリー女神
右下:アンナ・プールナー女神
至高四柱縮小版1
【神々・妖精のイラストより転載】

 

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