食糧自給率37%の「嘘」

『餓死迫る日本-食糧自給率37%の「嘘」と打開への道』①より転載

食糧危機は来るのか?
『餓死迫る日本
 食糧自給率37%の「嘘」と打開への道』①


まず、日本の農業は、機械(石油がなければ動かない、石油ほぼ100%輸入)と、飼肥料(ほぼ100%輸入)の現実を考えると、37%どころか、1%もないぐらいなのだ。

最近コメの需要が増えて、少々自給率が向上し約40%と報じられたが、それは、とんでもないウソ。

まず、水田は固いので人が耕せない。昔は、牛や馬を使って耕していたが、今は耕運機を使うようになった。耕運機はガソリンがないと動かない。

今は、農耕用の牛馬は一頭もいないから、もし、石油がなくなったら耕す方法がない。したがって、どんなに頑張っても米の自給率は0.5%ぐらいとなる。

漁業も漁船は石油を使っているから、石油がなくなったら、魚は一匹も取れなくなる。石油が止まれば、まず、米と魚はとれない。

こういう状態で、農水省は米自給率100%と言い、コメ余りと言い、減反政策をしている。

米の備蓄は、70万トン。小麦の輸入がなくなり皆さんがお米を食べると、ちょうど2週間分しかない。石油の備蓄は、官民合わせて、北海道、沖縄、九州の外れの辺鄙なところにあり、これをいざというとき、コンビナートまで持ってくる方法がない。

また、文明国で人口の多い国で食料自給率が低い国は、世界で日本だけ。フランスは130%ある。イギリスが少なめでも70%以上ある。困るのは日本だけ。

また、化学肥料、窒素リン酸カリは100%輸入である。昭和35年ぐらいは、人馬牛糞尿が肥料だった。今はどこにもなく、堆肥も100%輸入している。

肥料の窒素は、膨大な石油石炭を燃やさなければとれないそうだ。たぶん、これを知らない方は多いと思う。私ももちろん知らなかった。

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