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田坂広志氏 「風の便り」

田坂さんの真骨頂が発揮されています。是非、味わってみてください!

※「風の便り」は、メールで配信されているので転載元を記載することができませんが、

「この「風の便り」は、皆さんの友人や知人の方々へも、
 遠慮なく、送って差し上げてください。
 ささやかな縁と共感の輪が広がるならば、幸いです。」

と記されているので、転載させていただいています。
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 田坂広志 「風の便り」 特選  第25便    
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 大成する経営者



 最近、多くの企業や組織において、
 部下や社員が不祥事を起こし、
 メディアの前で頭を下げる
 経営者の姿が、目につきます。

 そうした姿を見るたびに、
 思い起こす言葉があります。


  経営者として大成するのは、
  悪いことができて、
  悪いことをしない人物である。


 この言葉を初めて知ったとき、
 素朴な問いが、心に浮かびました。


  なぜ、経営者は、
  悪いことができなければならないのか。


 しかし、永い歳月を歩み、
 この言葉の意味を、知りました。


  人間であるかぎり、
  誰の心の中にも、エゴがある。

  そして、そのエゴは、
  ときに、極めて狡猾な動きをし、
  ときに、極めて破壊的な働きをする。

  人間の心の持つ「光の世界」だけでなく、
  その「陰の世界」を知ることがなければ、
  人間が集まる場を、治めることはできない。


 この言葉は、そのことを教えていたのです。

 そして、その「陰の世界」を知るために為すべきは、
 「悪人」と呼ばれる他者の心を観察することではない。


  自己の心の奥深く。


 その世界を見つめる力こそ
 求められるのでしょう。



 2006年4月4日
 田坂広志

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