金融救済でぼろ儲けする人たち

うんこ色の社会情勢についてお勉強:金融救済でぼろ儲けする人たち(テキスト版)より転載させていただきました。



キャスター:

「犯罪すれすれ」の取り引きについてもっと話しましょう。議会が救済措置の一貫として税法を改悪していたのが発覚しました。企業合併の際の繰越損失算入を制限する法律を変更し、ダミー会社の合併による税金逃れができるようにしてしまった。議員たちは国民の憤慨を恐れて法律改正を隠そうとしたらしく、民主党ボーカス上院財務委員長は税法改正の説明会を公開するなと指示したらしい。ある匿名秘書によれば「誰もが市場の反応を恐れ、違法だと言えなかった」「大事な交渉がぶち壊しになると」

クライン:

耳を疑いますね。「法律は適用できない。経済危機だから」と議員が言う。「経済コストが大きいので議会の合法性は贅沢だ」なんて恐ろしい。そもそも弱含みの市場は2歳児のようなものです。欲しいものが手に入らないとかんしゃくを起こし、怖くなると泣き叫ぶ。こんな市場におもねるのは危険です。愛のむちが必要です。

それが有権者の選択でしたが、法律を守ると表明すれば市場は大荒れになる。そこで裏口からこっそり違法な税控除を配ったのです。まさしく火事場泥棒の資本主義「ショックドクトリン」の典型例です。

銀行は長年、この税控除を狙っていたが平常時には得られなかった。危機に乗じて裏でこっそり通したのです。
法が改正された9月30日ごろはリーマン・ブラザーズの破綻や救済法案の否決に人々の関心が集中していて法改正に気づいた時は遅かった。ブッシュ政権は巧みにすり替えます。「この緊急時に銀行合併を邪魔するのか?」税控除のばら撒きが一連の銀号合併を促したからです。ここで問われるべきなのは、いま財務省が取るべき措置は銀行の大型合併の推進なのか?

そもそも、この救済措置が必要になった理由のひとつは「大きすぎて潰せない」銀行が沢山あることですよね?それなのに危機の「解決策」はもっと大きな銀行を作ることなのです。もちろん「大きすぎて潰せない」このまま行けば3~4の大きすぎて潰せない銀行だけが残り、どんどんリスクを貯め込みますが、誰もそれを止めません。今回の救済措置で銀行は従来の途方もない借入比率の運用を禁じられていないのです。

複雑な高リスク金融商品への投資はいまだ禁止されず、やりたい放題です。合併でさらに大きくなったので失敗を繰り返しても救済されます。政府はなぜ税免除までして合併を奨励するのでしょう?

民主党も「いま反対すれば合併交渉がぶち壊しだ」と言います。問いただすべきです。

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