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その筋の情報によると上の演奏は両手とも伸筋を使って演奏しているとのこと。とても軽く柔らかい動きをしている。このような演奏を可能にする伸筋について調べていると、非常に示唆に富んだ情報に出くわした。

・屈筋の緊張と心の緊張は密接に連動している。
・屈筋の緊張は体中に伝播する。
・選択すべきは「緊張&屈筋」ではなく「平常心&伸筋」

 

ヤーノシュ・シュタルケルは半世紀以上に及ぶ自身のチェロ人生を振り返って、「余計な緊張を見つけ、それを取り除くという作業の連続であった」と語ったそうだ。これは瞑想と呼べるのではないかと思った。下がそのヤーノシュ・シュタルケルの演奏。実に心地よい!

ヤーノシュ・シュタルケル: Bach: C Major Suite - Gigue


以下、転載である。自分に当てはまることがいくつもある。最後には、ご丁寧に「典型的な屈筋の緊張リスト」まである。当てはまる部分を赤字にした。「・呼吸が自由に出来ない」は決定的かと思う…。




筋肉の種類(屈筋と伸筋) 

大雑把な分類として、筋肉は機能的に屈筋 (flexor) と伸筋 (extensor) という二種類に分けることが出来ます。読んで字の如く、屈筋は関節を「曲げる」のに使う筋肉、伸筋は関節を「伸ばす」のに使う筋肉です。可動関節の周りには、常に屈筋と伸筋がペアになって付いています。筋肉は縮むときに力を出せますが、伸ばすときには力を出せませんので、 二種類の筋肉がセットになっていないと「曲げる・伸ばす」という反対の動作が出来ない のです。

さて、ほとんどの屈筋は身体の表面近くにあるので、力を入れると盛り上がる様子が見えます。このため表層筋と呼ばれることも多いです。力こぶを作るときに盛り上がる上腕 三頭筋、腹筋として知られる腹直筋などは代表的な屈筋です。ウェイト・トレーニングで 鍛えるのもほとんどが屈筋ですので、ダンベルを使ったトレーニングや腹筋運動など、ほ とんど “筋トレ” は、負荷をかけた筋肉を曲げる運動が主になっています。

逆に、伸筋の多くは身体の深い部分にあり、よく見えない物がほとんどです。このため深層筋やインナーマッスルなどと呼ばれることもあります。伸筋はトレーニングによって鍛えることが困難なため、特別な方法で鍛えている人以外は、特に自然に持っている以上には発達していないことがほとんどです。しかし、伸筋はそのままでも屈筋の何倍もの力を出せるため、特にトレーニングして鍛える必要はありません。最近少し流行している「インナーマッスル・トレーニング」「体幹を鍛える」などは、筋力そのものというよりも深層筋の持っているバランス機能や微妙な運動をコントロールする機能を高めようという目的のようです。

さて、屈筋・伸筋という二種類の筋肉には、「曲げる・伸ばす」という動作の方向以上に、 さまざまな性質上の違いがあります。まず、屈筋は緊張と関係する筋肉であるといえます。 緊張すると身体が固くなりますが、これは屈筋の緊張なのです。生物的に危険に遭遇した際、身体表面を固くし、身体をちぢこませるというのは自然な防御反応です。ですから、 この機能は生物としては重要なものなのですが、身体をこわばらせて縮こまっていては伸び伸びとチェロが弾けませんので、チェロの演奏上、屈筋を使うのは余計なことです。しかし、本番の舞台であがってしまうといった “大きな緊張” 以外に、ちょっとした難しい移弦、ポジション移動、早いパッセージなど、心理的に少し “難しいな” と感じている場所では、その精神的な緊張が身体の屈筋をこわばらせてしまいます。生物の防御反応として備わっている屈筋の緊張ですから、ちょっとした心の動きとも連動して、とにかくすぐに固くなりがちです。

【ポイント1】
屈筋の緊張と心の緊張は密接に連動している。

 

では、あがらないようにすれば屈筋の緊張が解けるのかというと、理屈の上ではそうですが、なかなか精神状態とは簡単にコントロールできるものではありません。あがりやすい人にとって、「あがり」とは本当に克服するのが難しい問題です。ですから、これは机上の空論です。現実には、精神状態と屈筋の密接な関係を逆手にとって、「まず屈筋を緊張させないようにすることで、精神的にもあがらないようにする」という方法が有効です。この話は、いずれ稿を改めて説明したいと思いますので、今は深入りしませんが、頭のどこかに引っ掛けておいて下さい。

さて、屈筋の性質としてもう一つ重要なのは、体中の屈筋は屈筋と連動するということです。(これも生物としての防御反応としての屈筋の緊張を考えてみれば、当然の機能とも言えます。)ですから、一カ所でも屈筋の緊張が始まると、その緊張は体中に伝播し、結局全身が硬直してしまうのです。

【ポイント2】
屈筋の緊張は体中に伝播する。

 

「屈筋と精神的動揺は連動する」「一カ所でも屈筋が緊張すると体中の屈筋が緊張する」ということですから、こうなったら一カ所でも屈筋を緊張させてはならないということになります。しかし、一体全体、屈筋が緊張しているかどうかを自分でチェックするにはどうしたらいいのでしょうか。ひとつには、屈筋は関節を曲げる動きに関わる筋肉なのですから、座り方に関係する背中、足、臀部、首筋の筋肉(首がすくむのはよくある癖です)、 肩(肩がすくんで上がってしまうのもよくある癖です)、ボーイングに関わる右手(弓をギ ュウーと握っていませんか?)、左手(握り込んで弦を押さえていませんか?)など、全身 全ての筋肉ついて、「曲げる、握る、縮める、押さえる、引っ張り込む」といった屈筋系の 動作を一切やめることです。


ここに武術における東洋と西洋の考え方の違いが関係してきます。西洋では、闘う前に相手を罵倒したり呪いの言葉を吐くなどして自ら興奮を高めようとしますが、これは脳内でアドレナリンの分泌を高め、痛みに対する感覚を弱めたり残虐性を増したり、 “火事場の馬鹿力” を発揮することを狙った作戦です。逆に日本の武術では平常心を重視し、座禅を組んだりしますが、これは無用な興奮によって屈筋が緊張し、戦闘中に身体の自由が効かなくなるのを防ぐためだと言えます。伸筋を使った動きのほうが、素早く正確で、大きな威力を発揮できるのです。チェロ演奏で必要なのは一瞬の火事場の馬鹿力ではなく、素早く正確で伸び伸びした大きな力ですから、我々が選択すべきは「緊張&屈筋」ではなく、「平常心&伸筋」だと言えます。

 

実際、これらの動作はチェロの演奏で不要なものです。もうひとつのチェック法はもっと簡単で、自分で「力んでるな」と感じたら、それは全て屈筋の緊張だと言えるのです。身体の表層にあり、また生物的な防御反応とも関係している屈筋は、緊張すると触れば固くなっていることが分かるし、身体感覚としても力んでいる感じが知覚できます。

【ポイント3】
1. 屈筋を使うような動作を一切しない。
2. 自覚可能な緊張や力みは全て屈筋の緊張である。

 

伸筋はどんなに力を発揮しても、力みや緊張という形では感じられません。例えば大きく伸びをする運動を考えてみましょう。グーッと大きく “伸び” をするとき、伸筋はかなり大きな力を出しています。このとき何かを押さなければならないとすれば、かなりの重さのものを押しやることが可能です。しかし、伸びの動作で、私達は「気持ちいい」という 感じこそすれ、なんだか大きな力を出しているという自覚はありません。ダンベルを持ち 上げたり腹筋運動をしたりする際の “つらいけど頑張っている感じ” とは大きく異なるも のです。しかし、これで良いのです。

しかし、どうしても「自分が頑張っていることを身体感覚として感じたい」と思うタイプの人が世の中にはいます。こういう人は、汗をかいたり筋肉が痛くなったりすると “ああ、 自分は頑張っているんだなぁ” という実感を得るようです。

しかし、音楽の結果は全て結果としての音に現れているものであるべきで、音に結果として出ていない努力には何の意味 もありません。そして、身体を力ませて弾いてもいい音は出ないのです。ですから、努力大好きタイプの人は、まずは、頑張っている自分に自己陶酔せず、自分の出している音をよく聴くように心がけるべきです。

(私の経験では、この手の人は人生の全ての関門を同じような “努力=修行型” のアプローチで突破してきているので、なかなかその姿勢を改めさせるのは困難です。しかし、なんとか考え方を変えてもらう以外に上達の道はありません。)

また、頑張りは身体的に歯を食いしばったりして屈筋を使うだけでなく、精神的にも緊張を生みます。頑張って弾いても何もいいことはありません。

【ポイント4】
頑張って弾いてはいけない。

 

また、「年をとってきて力が弱くなってきた」「しっかりした音を出すにはもっと筋肉を鍛えねば」などと言って、もうチェロを弾くのを諦めたり、なにか握力を鍛えるような道具を使ってやたらと左手の筋肉を鍛えようとしたりする人がいますが、これらも屈筋と伸筋に関する勘違いの典型例です。もともとチェロ演奏に必要な力はごく小さなものです。

さらに腕や身体の重みを使えば、筋力として発揮しなければならない力はごくごく僅かで済むのです。そして、伸筋は特に鍛えてなくとも、もとから屈筋の何倍もの力を出すような種類の筋肉です。ですから、加齢による衰えという問題は確かにありますが、特別に筋トレをしなければいけないほどではないものですし、それによって「弾けなくなるほどの筋力の衰え」という事態は考えられません。

本当に伸筋が弱ってしまうと、身体のバラン スが取れなくなり、家の中のちょっとした段差で転んだり、踏み台から落ちて骨折したりというトラブルが出てくるようになるものです。こういう話を聞くのはだいたい 80-90 代 の人達ですが、「もう年だからチェロが弾けない」と文句を言い出す人の多くは 50-60 代のようです。

ですから筋肉のせいにするにはちょっと早すぎるようです。こういう人達は若い時からパワーにまかせて屈筋奏法でやってきたため(例えば力を入れて弓を握る、指が痛くなるほど弦を押さえつける、弓を弦に押しつける等)、屈筋が衰えて弾けなくなってきてしまっているのです3。奏法を改めなければ確かに演奏を続けることは難しいでしょうが、 身体に優しい伸筋奏法を身につければまだまだ大丈夫です。

握力トレーニングや腕立て伏せに精を出している人には、やめろとまでは言いませんが、 チェロの上達とはあまり関係ないということは忠告しておいても良いでしょう。

また、理屈っぽい人の中には、「いくら脱力して弾けと言ったって、最低限、どうしても必要な力っていうのはありますよね?」などと食い下がってくる人がいます。確かに、物理学的なことを言えば、チェロ演奏という運動を現に行っているわけですから、力学法則に則った力が働いていることを否定できません。それに、本当に何にも筋肉が力を発揮しないなら、身体を支えていることさえ出来なくて倒れてしまうでしょう。

そこまで極端な ことはいま言っていません。いま言っているのは “身体感覚としての脱力奏法” です。そして、身体感覚として力みや緊張を感じるのは屈筋、伸筋の運動は力みとしては感じられないということですから、そうした理論派には、「そうです。力学的なことを言えば何らかの力は最低限必要です。しかし、その力を自分で感じられているようでは、まだまだ無駄な力が入っているということです」と返答すればいいでしょう。

ヤーノシュ・シュタルケルは半世紀以上に及ぶ自身のチェロ人生を振り返って、「余計な緊張を見つけ、それを取り除くという作業の連続であった」と語ったそうですが、些細な緊張(つまり屈筋の緊張)を見つけては取り除いていくという、ピンセットでゴミを拾うような作業を何十年も続けていたのでしょう。自分で認識できる筋肉の緊張は、取り除く対象でこそあれ、「これぐらいは必要だ」などと言って肯定されることは一切ないといって 過言ではないでしょう。

【ポイント5】 力は入れるものでは、出すものです。(力は入れれば入れるほど出なくなります。)



脱力奏法のためにもう一つ重要な考え方があります。それが筋肉の対抗ということです。 屈筋と伸筋は逆の動きをするということでしたが、両方同時に力ませるということが可能です。何も身体を動かさず、そのままの姿勢で身体を硬直させることが可能でしょう。それは屈筋と伸筋の両方を同時に緊張させている状態です。このように相手を相殺するような働きを対抗と呼びます。 

何も動きを生み出さないのですから、筋肉の対抗は非常に無駄なことです。例えば伸筋が11、屈筋が10の力を出している場合、それぞれ 10 の力は対抗に消費されますから出力できるのは 1 だけです。合計 21 もの力を入れておきながら、1 しか出力できないのです。 (しかも 10 の屈筋に相当する「頑張り」をその人は感じているはずです。)いつもこういう身体の使い方をしている人は、「チェロを弾くにはずいぶん力が要るものだ!」と感じているはずです。

しかし、もし伸筋 3、屈筋 0 という力の使い方ができれば、何の「力み」も身体感覚としては感じず、合計の入力もたった 3 で済み、さらに出力 3 です。さきほどの例の頑張っている人の 3 倍の力です。1/7 の入力で、3 倍の出力、屈筋の余計な緊張をやめれば、これだけの高効率を実現できるのです。

伸筋奏法を身につけ、舞台でもあがらず、年をとっても弾け、無駄に疲れず、頑張らず、 素早く正確な操作が可能で、それでいて頑張って弾いている人の何倍もの出力を実現できる伸筋奏法をぜひ目指して頂きたいと思います。 

以下に、典型的な屈筋の緊張をリストにしておきます。自分に当てはまる癖があれば、ぜひやめるようにしましょう。(繰り返しますが、屈筋の緊張は全身の屈筋に伝播します!) 

[典型的な屈筋の緊張リスト]
・演奏中、口をもぐもぐ・くちゃくちゃ動かす。
・歯をくいしばる。
・顔をしかめる。顔を歪める。
・肩をすくめる。肩を上げる。
・右手の親指がそってしまう。
・左手の親指がそってしまう。  
・つま先が上がる。
・太腿の上面が張る。
・向こう脛が張る。
・左手の甲が反って腱が浮き出る。
・左手の親指と人差し指で作る輪が崩れ、人差し指が鈎状につぶれて力んでしまう。
・首の後ろ、うなじの部分が凝る。
・首をすくめてしまう。
・左手の親指を丸く広げられず、第一関節が鋭角になってしまう。
・肩が凝る。
・小指の音程が低めになってしまう。
・チェロを両膝で挟もうとするあまり股関節が痛くなってしまう。
・かかとが浮いてしまう。
・弾いているともぞもぞ足の置き場が動いてしまう。足が滑ってしまう。
・左手は指板に対して直角に押さえるものだと思っている。
・弓は弦に対して直角に圧力を加えるものだと思っている。
・チェロが当たる胸の部分が痣になってしまっている。
・左手の指先には全てタコができている。
・足首を膝先より内側に引き込んで座っている。
・弓先まで弓を使い切れない。
・腱鞘炎になったことがある。
・右手の肘が非常に高い位置で保たれている。
・左手の肘を高く横に張りだしている。
・腰の後ろがグッと反っている。
・顎関節が固くなる。
・膝が股関節よりも高い位置にある。(椅子が低すぎるかも知れない。)
・リズムを足で踏んで数える。
・呼吸が自由に出来ない。

・タコを妻に自慢する(はちコより)
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gayatori mantora

「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」の言葉を繰り返すホ・オポノポノが効果があることは広く知られていますが、人類が授かった最強のマントラといわれるガヤトリーマントラを繰り返し唱えることは計り知れない効果があることはあまり知られていないようです。

はっち


オーム
(宇宙のはじまりのめでたき音)

ブール ブワッ スワハー
物質的な世界、心の世界、天界。〔そのすべてに満ちている〕

タット サヴィトゥール ワレーニャム
至高の「あの存在」のみなもとをたたえます。

バルゴー デーヴァッシャ ディーマヒー
精神の光を、「あの存在」の聖なる真理を、深く瞑想いたします。

ディヨー ヨーナッ プラチョーダヤートゥ
知性によって、われらに光があたえられ、絶対の真理をさとることができますように。

(正しくものを見る目が開かれますように。神さまどうかお導きください)
【転載元】


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左上:サラスヴァティー女神
右上:ガヤトリー女神
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