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世界観の強化

「人間はある選択をして行動すると、その行動の背景にある世界観を受け入れ強化している」

という一説があります。これはジョージ・ウェインバーグというアメリカで成果をあげている精神分析学者が書いた「自己創造の原則」という本の中に書かれてあったものです。この仮説を利用して実際に多くの人が、治療に成功しているという内容だったと思います。大学時代に読んだのであまり詳しくは覚えていませんが。。

確かにその通りかなと思います。脱原発のデモに参加するという選択をすると、その行動の背景にある「人間と自然が調和して暮らす」という世界観を受け入れ強化されたという感覚が芽生えます。逆に、自分さえ良ければよいという世界観に基づいて行動するとその世界観を受け入れ強化されているのだと思います。銀行家や政治家や役人やマスコミの中に腐った人がいるのも、日常業務のなかで過った選択をしつづけ、その行動の背景にある世界観を強化しつづけていった結果、徳目を下げ続け高潔さがまったく感じられない人格に成り下がってしまったのだと思います。

また業務だけでなく、日常生活のなかでもいろいろな選択を迫られ良い世界観や悪い世界観を強化していると思います。ユニティデザインのブログや映像配信等で世界情勢など様々な事実を学ばせていただいていますが、事実を知った自分はどう生きるのかが問われているのだと思います。たんなる傍観者でいるならば、悪の世界観を受け入れ強化していることになるのかもしれません。確かに、何も行動を起こさないのであれば、悪の世界観に慣れてきて正義に対して鈍感になっていくような感じがします。ユニティのブログで「何もせず傍観することは、悪に加担していることと同じ」というメッセージが出されていました。また悪に加担するだけでなく霊的進化という面からも「波風を立てず、現状に留まる生き方がもっとも成長しない」とMP3の講演録で竹下さんがおっしゃっていました。

では、自分はどう生きれば良いのでしょう。心身を浄化していき高い波動を保って日々、過ごすのは言うまでもなく、日本だけでなく世界で起こっている様々なことに心を開いて、それぞれの立場でできるところから行動できるかどうかが問われているのではないかと感じています。そうやって良い世界観に基づいて行動することで、その良い世界観も強化されていくのでしょうし、多くの人が良い世界観を強化していき、その良い世界観が世界を覆うようになれば悪も蔓延る事が無くなるのではないでしょうか。

一見、穏やかな日々を過ごさせていただいていますが、知れば知る程、世界も日本も激動の真っ只中です。一寸先が闇になるか光になるのかは、日々の過ごし方や行動にかかっているのだと思います。
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